こどものせなか

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人工知能が変える仕事の未来

人工知能恐るるに足らず

 

野村直之さんの著書、人工知能が変える仕事の未来を読みました

 

著者自身が人工知能知能の開発などに携わり、そのテクノロジーについてはかなり熟知されているので、書籍の内容の信頼性はかなり高いです。

 

とはいえ、約500ページにわたる比較的難易度の高い書籍。誰もがわかりやすく人工知能の本質について知ることができる書籍ではないので、その内容の面白かった部分をかいつまんで紹介します。

 

道具とは、そもそも人間の能力を超えているもの

原始時代、3mの棒を使って、木の実を取った時から、道具はすでに人間の力よりも勝るもの。そうでなければ道具としての意味はない。

 

書籍の中では道具の定義について、そのように書かれていました。

 

道具というものは、人間の生活をより良く、より便利にしてくれるツールのことです。

 

AIも所詮道具に過ぎません。だから、人間の仕事がほとんど奪われるという発想ではなく、AIという便利な道具のおかげで、しなくて済むことが増えるという発想をしてみるのはどうでしょうか。

 

単純計算や単純入力など、人間は眼精疲労と肩こりに苛まれながら、単調な作業をこなしてきました。しかも、疲労が溜まるとミスが連発。

 

AIには肩こりも眼精疲労もありません。また、人間に比べると、ミスはほとんどありません。

 

苦痛な単純作業は全部AIにやらせて、創造的で、もっと人間であることが楽しいと思えてしまえるような作業は山ほどあります。

 

AIのおかげで人間の生活はより彩りのあるものになるはずです。

 

人間よりもはるかに速いスピードで移動できる車、新幹線、飛行機が開発されても「歩く」ということの必要性はなくなりませんでした。

 

人間よりもはるかに速いスピードで計算や処理、作業ができてしまうAIが普及しても、人間のやれることや、考えるべきことはたくさんあるはずです。

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完全自動運転自動車もおそらくまだまだ先の話

 

運転中に、子供がボールを追いかけて道路に飛び出してきました。急ブレーキでも間に合いません。しかし、右にハンドルを切れば対向車と正面衝突です。左にハンドルを切れば歩道をお婆ちゃんが歩いています。

 

この時にどんな判断を下せばいいのか。

 

この本の中では

 

たとえば若手で働き盛り、高年収の相手を避けて老人に体当たりする「決定」を瞬時に下して、他人の生死を左右することには、大いに倫理的問題が議論されてしかるべでしょう。

 

とあります。

 

人間でも瞬時に判断できないことがあるのです。

 

AIに倫理観を無視したプログラムを組み込んでしまうと、車でさえもが、たちまち殺人兵器にもなりかねません。

 

近いうちに完全自動運転は実現するといわれていますが、この本を読むと、まだまだ難しいんだな。という現実がわかりました。

 

そもそも、感情という基盤もないのですから、AIが自分の意志をもつこともありません。ただ、人間が打ち込んだプログラムの中から結果を取捨選択するだけにすぎません。

 

よって、AIが人間の能力を凌駕して、AIが人間を支配するというようなこともありません。支配したいという「欲」もないのですから。

 

本当に、AIを設計する人間の倫理観に左右される。そんな世界なのです。

 

まだ、当分、人間のような倫理観や道徳を踏まえた判断というのはAIにはできません。

 

結局、人間として、知識、コミュニケーションを磨くのが大切なのは現在も未来変わりないことであり、2045年にAIが人間の能力を追い抜くといわれているシンギュラリティもおそるるに足らずなのです。

 

人工知能が変える仕事の未来 野村直之 ¥2,376

 

以上!人工知能には負けない!不屈の不眠ファイター28年目の小中彩生(こなかあき)@love_kunasanでした。

 
画像提供ぱくたそ

 

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